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文屋秋栄 Fumiyashuei publishing Inc.




┃増┃補┃改┃訂┃ 『京都「哲学の道」を歩く』
大橋良介 著
定価本体2,000円(+税)
ISBN978-4-906806-27-0 C0126

哲学者と旅する「美と信仰」の一千年ものがたり
京都には名所旧跡がひしめいているが、
一千年にわたる歴史と文化の「残照美」を次々に見せてくれる空間は、
ここ「哲学の道」沿いだけだ。(序文より抜粋)
※残照美 = 文化において、過ぎ去ることのない伝統というかたちで、美的なものとなってあらわれる現象

観光ガイドブック等では記されることの無い、《哲学の道沿い》だけが持つ、
歴史 - 文化空間の広がり・美の豊かさ・人生模様の襞の深さ
を、ひとつひとつの時代・場面で描き出す。

補筆として新たに第12章で「哲学の道」における「芸道」の残照を、
そして余章で「食道楽」を取り上げた。
またその中間に、初版では「余章」として叙述した
「ドイツの〈哲学の道〉七選」を第13章(五選)として再録した。



 「哲学の道」を歩く 目次
1 古代から近世まで
 第1章 冷泉天皇の狂気と「もののけ」
 第2章 「俊寛」の虚と実
 第3章 松虫・鈴虫の「女人往生」と二僧の斬首
 第4章 残夢の光芒
 第5章 影絵の女王・宗諄と、その時代

2 近 代
 第6章 ゲーテの詩が語るもの
 第7章 「いき」と「陰翳」
 第8章 水の美学
 第9章 西田天香・一燈園と「もう一つの美」
 第10章 四季を散策する
 第11章 残照美の創生
 第12章 「哲学の道」と「芸道」
 第13章 ドイツの〈哲学の道〉五選
 余 章 「哲学の道」と「食道楽」
 付 録 哲学の道〈周辺〉グルメ・マップ(作:アニー・ド・ベレス)